第7回大分社会科学学際研究会 (OIMSS)


第7回大分社会科学学際研究会 (OIMSS)は現代経済学研究会と共催で行いました。

日時 2019年5月22日(水)13:10-14:40

タイトル:「広域行政の効率化と消防本部の最適管轄人口規模の検討」

報告者:小野 宏 氏 (大分大学経済学部経済学科)

場所:経済学部第第11演習室

行政サービスの提供は,単独の地方公共団体によって行われることが多かったが,近年では,地方公共団体間の連携によって行われることも,積極的に進められている.上下水道・ごみ処理・消防などといった行政サービスの提供は,これまでも複数の地方公共団体の連携によって行われていたケースが珍しくない.なかでも,消防については他の行政サービスと比べて,早くから広域化が取り組まれてきている.そこで,本報告では,今後様々な行政サービスで進んでいくことが予想される広域連携を分析する際の一助となることを目的として,消防の広域化の現状や効果等を紹介する.また,消防庁によって示される広域化の目標値は,その根拠が必ずしも明確ではないため,中井(1988)等のモデルを用いて推計した消防本部の最適管轄人口規模を提示する.

社会科学学際研究会 (IMSS)

Interdisciplinary Meeting of Social Sciences

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