第12回大分社会科学学際研究会 (OIMSS)

日時 2020年11月6日(金)16:30­–18:00 頃

報告者:井川 純一 氏(大分大学経済学部)

報告タイトル「SNS投稿が消費者の購買意思決定に及ぼす影響ーーInstagram投稿に着目してーー」

場所 オンライン

報告内容 

インターネット上の購買意思決定は、AISAS (注意 (Attention) →興味 (Interest) →検索 (Search) →行動 (Action) →情報共有 (Share)) のプロセスモデル (秋山, 2007) を経ること知られている。ネット上では、誰もが瞬時に情報を得ることができるため、記憶の保持というプロセスを経ずに検索、行動 (購買) するだけでなく、口コミ等を情報共有するというディビジョンまでも検討する必要がある。SNSにより個人の発信力が増加していることからも、情報共有の影響にはより大きくなっていると考えられる。一方、これまでの研究では、主にマーケティング分野におけるトライアルアンドエラーに関する考察が報告されるのみで、理論的・定量的な検討はあまり検討されてこなかった。

そこで本研究では、報告者が学生と共同で行った複数の研究結果 (主にInstagram) を報告しながら、SNSと購買に関する研究についてのこれまでの知見を総括したい。次年度に向けての研究を構想している段階のため、フロアからの活発な意見を聞きながらまとめて行ければと考えている。

社会科学学際研究会 (IMSS)

Interdisciplinary Meeting of Social Sciences

0コメント

  • 1000 / 1000