第1回大分社会科学学際研究会 (OIMSS)
日時 2018年1月24日(水)16:00–18:00
報告者:林 勇貴 氏(大分大学経済学部)
報告タイトル「ミュージアム評価と今後のあり方」
場所 大分大学旦野原キャンパス経済学部棟4階第12演習室
報告内容
ミュージアムは資料の収集・保管、調査研究の他、利用者への展示や教育普及活動を基本的機能として持つ施設であり、わが国では芸術・文化に対する国民の関心の高まりとともに地域経済の活性化を果たす役割として注目されてきた。しかし近年の財政状況の厳しさから、多くのミュージアムが閉館を迫られたりとミュージアム政策の見直しが検討され始めている。その背景には、社会全体への貢献といった社会的価値や経済的価値などミュージアムの基盤となる活動が評価を通して顕在化されてこなかったことがあげられる。以上の問題意識から、本報告ではミュージアムから発生する多様な価値の評価を試み、今後のミュージアム政策のあり方を考える指針を提示する。
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